CO含有量(ppm)とその影響
CO含有率(ppm) | 人体に対する影響の可能性 | 給湯器に対する推奨される処置 |
---|---|---|
50~90ppm | 吸引しても問題なし。 | 機器の燃焼状況はほぼ問題なし |
100~190ppm | 数時間吸引しても目立った症状は出ない。 | ほぼ正常だが、少しずつ悪くなっている。 |
200~300ppm | 1,5時間後に軽度の頭痛を起こす。 | 若干数値が高い。排気ファン、バーナーに対して清掃が必要。 |
400~500ppm | 1時間後に頭痛、吐き気、耳鳴りを起こす。 | 数値が高い。排気ファン、バーナーの交換が必要。 |
600~1000ppm | 1~1,5時間後に意識を失う。 | 数値が非常に高い。排気ファン、バーナー、 熱交換器等の交換が必要。 |
1500~2000ppm | 0,5~1時間後に頭痛、吐き気と共に激しく意識を失う。 | 数値は危険域(使用禁止とする必要あり) 機器の交換が必要。 |
4000ppm以上 | 短時間の吸引で生命の危険がある。 |
それだけでなく・・・・・
熱交換器の腐敗・劣化によって燃焼効率が下がっており、ガス代が高くついている可能性があります。
軽い一酸化炭素中毒になると、風邪に似た症状が出ると言われていますが、給湯器を使用中に脱力感や頭痛などの症状が出た場合や目がチカチカしたり悪臭を感じたりした場合は、給湯器の不完全燃焼が考えられますので、給湯器の使用を中止し、点検を依頼してください。